「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」

「リアルワークによるキャリア教育」

(教育方法の工夫改善を主とする取組)

catch

取組の目的 −芸術と社会−

 本取組は、「芸術を社会に活かすことのできる人材の育成」を目指した全学的なカリキュラム改革の中で行われているもので、「芸術と社会の関係の認識」「社会人として必要な能力の習得」を目的としています。本学独自のキャリア教育の確立を目指し、以下の4つの目標を掲げています。

▲ ページの先頭へ戻る

本取組の特色 −リアルワークプロジェクトとは−

 本取組の特色は、シミュレーション提案ではなく、実際に社会において実施を前提とするPBL(Project-Based Learning、Problem Based Learning)型のプログラム(プロジェクト/リアルワークプロジェクト)である事です。実際の産官学連携の案件をプログラム化し、文字通りリアルワークによるキャリア教育となっています。

▲ ページの先頭へ戻る

取り組みの概要

1.プロジェクトの実施状況 −就職希望者全員の参加を目指す−

 平成17年度にプロジェクトセンターが設立され、活動を続けていますが、平成19年度実施プロジェクト数は29本、574名の延べ参加者であり、将来的には、就職希望者全員の参加を目標としています。また、プロジェクトのほとんどは、産官学連携又は地域連携型のプロジェクトであり、大学企画のものも、学外へ向けての発信、地域連携を目的としています。

プロジェクト名 委託元・提供先 参加人数
(デザイン企画) ネクタイプロジェクト 野黒ネクタイ工業(株) 24
丸善電気照明デザイン 丸善電気(株) 15
京七宝デザイン 伊澤商事(株) 6
きもの新ブランド 京朋(株) 23
「大学生のための手帳」企画 ダイゴー(株) 11
新しいお土産 彩遊館 129
アレッシ アレッシ社 15
(空間演出) 宮本亜門お茶室プロジェクト 大学企画 7
造形大イルミネーション 大学企画 13
関西電力ショールームII 関西電力(株) 23
二条城ライトアップ (社)京都市観光協会 22
ブライトンイルミネーション 京都ブライトンホテル 17
(イベント運営) 世界アーティストサミットスタッフ「フォース」 大学企画 13
デジタルライティングシンポジウム ウシオライティング(株) 27
造形大アートオークション 大学企画 18
(ワークショップ) 大原美術館「チルドレンアートミュージアム」 大原美術館 14
京都画材まつり 京都画材企画実行委員会 8
(映像コンテンツ) ウシオライティング・映像コンテンツ開発 ウシオライティング(株) 9
大学ホームページ 大学企画 8
(地域活性) 近代産業遺産アート再生計画「まか通」 藤平陶芸・京都市東山区 27
温泉津海神楽II 温泉津町夏祭り実行委員会 20
アートフェスタin大山崎町2007 アサヒビール大山崎荘美術館 10
天若湖アートプロジェクト 天若湖アートプロジェクト実行委員会 14
(舞台演出) モーリマスクダンス 京都芸術劇場 39
NewSpringNewRakugo 京都芸術劇場 10
(編集・出版) 季刊誌「幸」制作 (株)ハッピー 16
1DAY教科書制作 いろは出版 12
大学案内作成 いろは出版 8
(特別) 地球回廊 大学企画 16
合計   574

2.プロジェクトの構成メンバー −多学年多学科によるメンバー−

 学年・学科を越えた公募により集まった学生によってプロジェクトメンバーは構成され、専門領域・年令の異なった学生が、同じ目標に向かって協働する事は、社会における組織活動につながり、社会に出て組織で働くイメージの弱い学生にとっては、貴重な体験となります。又、低学年からの参加によって、社会参画の意欲の向上や専門分野の学習意欲の向上など、さまざまな効果が見られます。

3.プロジェクトの基本プログラム −社会人として必要な能力を学ぶ−

 プロジェクト毎にテーマは異なるが、流れの基本は下記の通り。社会人として必要な能力を学ぶ基本プログラムとなっています。「PDCAサイクル」の基本や、「組織と個人の関係」といったコミュニケーションに関わることも、組織活動体験の少ない学生にとっては、非常に有益な体験となります。

4.サポートプログラム −経験を力に変える−

 プロジェクトの参加を単なる「イベント」としない為に、「クロージングミーティング」「振り返りレポート」、社会人基礎力(平成18年通産省提唱)をベースに、自己評価や相互評価を取り入れた本学独自の「アセスメントプログラム(平成20年度より試行開始)」などのプログラムを実施します。プロジェクトを通して学んだことを、しっかりと自己認識し、その後の学習や、就職活動に役立てるようにしています。

photo01 figure01
photo02
photo03
photo04

 

▲ ページの先頭へ戻る

参加者の卒業後の進路状況 −参加者と非参加者の比較−

平成18・19年度の卒業生におけるプロジェクト参加者の進路状況は、非参加者に比べて、8%〜10%就職者が多くなるなど、非常に良好でした。平成19年度の卒業生の約1/4がプロジェクト経験者であり、今後は、この結果を向上させつつ、将来的には就職希望者全員の参加を目指します。

▲ ページの先頭へ戻る

実施体制 −教職員一体となった指導体制−

 プロジェクトの振り返りを行うスタディーミーティングを教職員合同で行うのはもちろん、学生指導に指導教員だけでなく、職員も深く関わります。デスクも教員と職員が机を並べ、常にプロジェクトの進行や学生の状況について情報を交換しています。より開かれた体制で、学生の状況をチェックできるプロジェクト指導をめざしています。

▲ ページの先頭へ戻る

ウルトラファクトリー −新工房とウルトラプロジェクト−

 より高度なリアルワークに対応する為に、工房を平成20年6月にオープン。通常プロジェクトとは別に、ウルトラファクトリー企画の「ウルトラプロジェクト」を年数本実施します。平成20年度は、本学教授ヤノベケンジをディレクターとして、パフォーミング集団パパ・タラフマラの新作公演「ガリバー&スウィフト」の舞台装置制作などの「ウルトラプロジェクト」の実施を予定しています。

 ウルトラファクトリー
http://ultrafactory.jp/

▲ ページの先頭へ戻る